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2018-05-06

出て行くのは娘女王蜂ではなく、母女王蜂

暖かくなって蜂の群れが大きくなり住処が狭くなるとミツバチは巣別れを起こします。
それを養蜂の世界では分蜂と呼びます。
「分蜂=ぶんぽう」とよみます。
ミツバチの巣箱の中には卵を産む女王蜂が一匹だけなのですが、巣別れを起こす時、娘女王蜂が新しく生まれて来ます。
これ、個人的になんとなく面白いなぁと思っているのですが、
「出て行くのは娘女王蜂ではなく、母女王蜂」
娘がお母さん追い出しているあたりが、おもしろい。
いや、それか、お母さんが優しくて生きる上で必要なものをぜんぶよういしてくれているのかもしれない。
そんな見方は当然、人間の目線なのだけれど、
あんな高いところを飛んで怖くないのかな、とか
甘いものばかり食べてて大丈夫なのかな、とか
とにかく一度人間目線で見てみる。
そうすると、いかに人と違う生き物なのかを実感する。
でも、分蜂群はまるで人の体温みたいに温かい。
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